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  中指の翌日

2002.5.1.


うちの職場を標的にしているティーン・エイジャーとおぼしき男に中指を突きつけられてから一晩。
何もされていませんように・・と祈るような気持ちで出勤した。

幸い、職場には何事も無かった。と言うか、彼らもすぐに行動を起こすほどバカじゃないと言うことだ。
何かやるとしたら、警察の巡回の手が緩んだところでやるんだろうな。

日中、一応警察官が訪問して事情聴取をした。若い婦警の二人連れ。
と言っても、こちらの婦警にミニスカ・ポリスみたいなのは居ない。
黒のゴツいパンツを着用で、色気は無いのでご心配なく。(何の?)

何度来ても、何の役にも立たないこちらの警察。
「若い子なんでしょう?」と言う口調が、「若い子じゃどうせ正式に逮捕は出来ないんだから、期待しないでね」と宣言している様な感じ。全然あてにならない。

でも、私達も以前みたいに夜警で泊まりこみまでする気は無いから、せめて巡回ぐらいはしっかりやってくださいまし。

今週末は三連休で、本来旅行に行くつもりだったんだけど、こんな事が気になって旅が楽しめなかったらあんまりだ。


不眠症からの脱却

2002.5.2.


眠いんだYO、ゴラァ!←2ちゃんねらー風に

ここ一ヶ月近く、睡眠薬はほとんど服用していない。10年間抱えてきた不眠症、ほぼ治癒と言ってもいいかもしれない。
この一ヶ月の間、夫の命令した方法を全て試みた結果、症状が好転してきたのだ。命令された方法とは・・

@オメオパシー。日本ではあまりポピュラーではないフシギな方法だが、ヨーロッパではとてもメジャー。
症状の原因、或いは症状を悪化させると考えられている成分をほんの少量ずつ服用する事で、症状が却って軽減すると言う理論に基づいたお薬。
副作用が全く無く、完全に安全な方法とされている。普通の薬局で、どこでも手に入る。
私は不眠症なので、カフェインのオメオパシーを1日に四回飲む。薬は米粒以下の大きさで、砂糖の味しかしない。
手に触れてはいけないので、容器をプッシュして一回分だけをキャップに受けて服用。かんでもなめてもいい。
忘れっぽい私の為に、夫が職場用、外出用、家用、車用と、四つも薬をそろえておいてくれたので、珍しくちゃんと続いている。


A寝る一時間前には、ものすごく臭いハーブの薬を二錠。
私が楽しくテレビ観賞したり、PCに夢中になっていても、夫が定時に水と一緒に必ず運んでくるため、これもちゃんと続いている。


Bアロマセラピー。ラベンダーのオイルをベッド・ルームで焚く。これも夫がやってくれている。


Cリフレクソロジー(英国式足裏マッサージ)と、バック・マッサージに週一回通っている。


D夫がカタログ・ショップで買った、わけのわからないアイ・マスクを寝る前に着用。
一見、旅行用のアイ・マスクみたいなんだが、目の部分に小さいライトがついていて、それが不規則に点滅する様になっている。
不眠、生理不順、コンピューターによる頭痛にも効くらしい。


確かに眠気を誘われるのだが、それをつけている私の顔は、「怪傑ゾロ」の様な状態。
「寝室でこの姿は、妻としてどうか」と疑問に思う。着用状態が自分では見えないのが、せめてもの救いだ。


E日本で買った催眠療法のテープ。
テープレコーダーが壊れていて、自動的にテープが止まらないので、テープの終わりが気になって眠れない。
これはちょっと逆効果だった。

恐らく効いているのは、オメオパシーとハーブ薬とプロのマッサージ。
この一ヶ月、人に強引に面倒を見てもらわないと何も出来ない自分の性格が身につまされた。
「LIFE DOCTOR」の出演者のことをけなしている場合ではない。
夫の様な面倒見のよい人が側に居てくれて本当に良かった、と思う。

でも、一番効果があったのは、夫と別の寝室で寝ることのような気がするの。←恩知らず
イビキが聞こえないってサイコーですのよ、奥さま!!


世界漫遊記

2002.5.3.


映画「アメリ」を観て、「あーーっ!!」と思った部分があった。


アメリの実家の庭に置いてある、お父さんお気に入りのノーム(とんがり帽子を被った森の小人)人形。
家にこもりきりのお父さんの気持ちを外に向けようと、アメリはノーム人形を知り合いのスチュワーデスに託し、世界旅行に連れ出す。
その後、ノームが世界中の観光名所で記念撮影している写真がお父さんの元に送られてくるようになる・・・というくだり。

絶対にこれの元ネタだと私が確信している出来事が、現実にあったのだ。
7,8年前に、早朝の「CNNディ・ウォッチ」で報道されていたアメリカのニュースである。

ある日、アメリカ在住のある老夫婦の庭から、装飾用のアヒルの置物が盗まれた。
お気に入りの置き物だったので、「一体誰が盗んだんだろう」と気にはなっていたそうだが、何ヶ月も経つうちに、さすがにその事は忘れていたと言う。
ところが、アヒルが無くなってから丁度一年後、アヒルが元の場所に戻っているのを発見!!
それと同時に、夫妻の郵便受けに大きな封筒が投函されていた。中を開けてみて、またビックリ!

アヒルが全世界を旅行している写真が同封されていたのである。
ナイアガラの滝の前で、ガイドさんと記念撮影するアヒル、中国の万里の長城の前で記念撮影するアヒル、ヨーロッパのどこかの町に佇むアヒル・・・。
ものすごい量の記念写真だった。
夫婦曰く、「一体誰が、どんな目的でこんな事をしたのかわからない」
「私達の見た事の無い景色をこの子は沢山見てきたのか・・と思うと、変な感じです」とのこと。

このニュース、私はすごく気に入って、周囲の人に触れ回った。夫にも以前話していたので、アメリを見た時すぐに「あれ?」と思ったそうだ。
悪意の無い、チャーミングなイタズラだから、「アメリ」の雰囲気にはピッタリのネタだと思う。
アヒルの誘拐犯も、大ヒットした「アメリ」を見たかもしれない。そうだったら、今ごろほくそえんでいるんだろうな。

余談だが、庭の置き物のノームにまつわる逸話がもうひとつ。
新聞で読んだんだが、フランスで、一般家庭の庭に飾ってあったノームが、大量に盗まれると言う事件があった。
直後に、「ノーム自由解放戦線」(笑)とかなんとか言うグループからの犯行声明があったそうだ。
その後、森の中で、宙吊りになったノームが大量に発見されたらしい。

この話はバカバカしいだけで、あまり可愛げが無い。暇人の考えることって不思議だ。


老兵帰還

2002.5.6.


不肖宮嶋、ただいま「ピーターラビットのふるさと」より帰還してまいりましたァァーー!!!
(註:私の名字は「宮嶋」ではありません)

鬼軍曹にどやされる前に、自分からカミング・アウトしてみました。
この私がピーター・ラビットの故郷を訪ねて湖水地方に行くなんて・・・。夢にも思いませんでした。
自慢じゃないけど、ピーター・ラビットの絵本なんて一冊も読んだ事ないですし、そのことを大貫妙子に申し訳ないと思ったこともありません。

湖水地方巡りのついでに、「ワーズワースの住んでいたコテージ」にも寄ったんだけど、ワーズワースの詩集も読んだ事ないです、ワシ。
日本人が数人居たけど、皆ワーズワースの詩集なんて、読んだこと無いんでしょ?
「ワーズワース?昔、フジテレビでやってた番組のタイトルじゃないの?」と思ってる私と、同じ穴の狢なんでしょ?
だったら、そんな目で私を見るのはやめてちょうだいよ!!(←ヒステリー)

湖水地方、日本人だと言うだけで結構イヤな思いをしました。軽い気持ちでピーター・ラビットを探しに行くなよ、日本人。

 


あなたのことじゃ、ありません

2002.5.7.


今まで「期間限定お試し用」デジタルカメラのダウンロード用ソフトを使ってた報いが今!
試用期間が切れて、ソフトが作動しなくなりました。そんな訳で、旅行中の写真はナシ。
ソフトを買ったらそのうちアップする・・・かもしれません。
旅行記も、真面目に書き出すと長くなるので割愛。

話は変わりますが、上の↑日記で、ワーズワース・コテージを訪れている日本人をけなしているのは冗談です。
これを読んで、「私は大学で英米文学を専攻していて、ワーズワースの詩集だって、全部原書で読んでから渡英したんです!!あなたなんかと一緒にしないで下さい!」なんてメールを送るのはやめてください。


いや、まだそんなメールは来てないんですけど、以前同じ様な抗議を受けてどうしたものかと思った事があるので、先に言っておきます。


書かれている事が自分にちょっとでもあてはまっていると、それだけで過剰反応する人って居るじゃないですか?
別にその人の事を想定している訳じゃないし、たいして真面目な話でもないのに、真剣に「偏見持ち」とか言われるとねぇ・・。
私が書いている内容が冗談かどうかは、文脈で察してください。



ヨモスエ・イギリス少年犯罪事情


何度も書いているが、西ヨーロッパ最悪の少年犯罪大国、イギリス。

 

エスカレートする少年犯罪に手を焼いたブレア首相は、「学校もロクに行かずに悪さばかりしている不良少年の家庭に対して、福祉手当てを打ち切る」という政策を提案した。しかし、「貧しい家庭だから犯罪に走るのに、その家庭を更に経済的窮地に追い込んでどうする!」と、これまた非難ごうごう。


経済的な弱者が、広い意味での社会にとって弱者であるかどうかはまた別の話だ。
自らを弱者として認識している人々は、自分より更に弱い立場の者を嗅ぎつける嗅覚だけは発達しているものだ。

今回は、最近の英国の少年犯罪の一部をご紹介。英国で無料配布されている日本語新聞から。

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4/25 13歳のティーンエージャー・ギャングたち、83歳の老女から「カツアゲ」

ティーンエージャーのギャングたちの被害に遭っていた、一人暮らしの老女(86)が、日記に非行の様子を記録していたことで、その主犯格である少年カール・ホワイトヘッド被告(13)が起訴されたことが、各メディアで報じられた(写真は英国の大衆紙「デイリー・メール」より)。

被告の少年は母親と共に、被害者の近所に住んでおり、同じギャング仲間と連れ立って老女の家に赴いては、老女に暴行を加えたり、現金を脅し取ったりしていたという。

老女はこの少年を恐れるあまり、このことは誰にも言えずにいたが、その恐怖を日記に記していた。この日記と、多額の現金引き出しが記録されている銀行の通帳を老女の姪が発見したことで、事件が明るみに出た。

この日記には「少年たちが今日もまたやってきた。今日はお金がないというと、『明日は用意しといた方がいいよ』と言った」など、詳細な内容が記録されており、少年を反社会的行為で起訴するには十分なものだったという。

この裁判で、ピーター・ワード裁判官はホワイトヘッド被告に対し、老女の自宅や庭への出入り、また老女に近づいたり、話しかけたりすることを禁止するとともに、さらに厳しい行動制約を科した。
近所の人々は「老人に対する行為として、卑劣きわまりない」と、13歳の少年の犯行に憤りを隠せずにいる。

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一昨日は、10代の男の子二人組みが、強盗目当てで80代の老夫婦の家に押し入って、夫婦を殺害して逃走したという事件があった。
犯人はまだ検挙されていない。

英国のティーン・エイジャーのの犯罪は、悪ふざけかお金目当てだ。
精神異常的な日本の犯罪とはまた違うが、どっちの被害に遭うのも嫌ですたい!!

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5/2 引っ越すしかない? 歯止めのきかない地元の少年ギャングたち


リーズに住むフリーランスのリサーチャー、マーク・スタントンさん(44)は自宅の2階の窓から、少年たちのグループが即席火炎ビンで遊んでいるのを見ると、カムコーダーでその様子を録画した。


その映像には、最年長でも11歳ぐらいという少年たちが、何のためらいもなく、アルコール飲料のビンで火炎ビンをこしらえ、ライターで火をつけて、近所の家の玄関前に置き、爆発してガラスが砕け散るのを見て楽しんでいる姿が映っていた。

一歩間違えば、人命を奪う凶器にもなりかねない火炎ビンを、少年たちはまるでおもちゃのように扱っていたことに、スタントンさんは背筋の凍る思いをしたという。

映像にはまた、このメンバーが階段に座ってタバコを吸い、アルコール・ドリンクを飲んでいるところも録画されており、さらに驚くことに、グループの中には女の子や5歳にも満たないと思われる幼児が加わっていた。

「子供が昼日中に、道のまん中でこのような傍若無人な振る舞いをするとは世も末」と嘆くスタントンさんは、「警察はすでに匙を投げているようだから、この映像も少年たちを起訴する証拠として使われることはないだろう」と話す。

スタントンさんは、少年たちが近所の家の器物を壊す現場を目撃し、また、車に押し入ってハンドブレーキを下ろし、動き出すままに放っておくなどの悪戯をやはり録画したりしていた。


スタントンさん自身も少年たちの悪戯のターゲットになったこともあるというが、警察をはじめ、誰もがあきらめムードで、少年たちはしたい放題になっているという。


スタントンさんも、「社会の規律を、規律と思わないこのギャングたちにはもううんざり。きっと他の人も同じ気持ちに違いない。少年たちを止めるには、何らかの手立てが必要だが、もう自分にはそのような気力すらない」と、絶望気味。
今年の夏までにはリーズを離れ、他の地域へ引っ越すと決心している。

なお、スタントンさんは警察に働きかけたが、何の返答もなく、まったく対処はなされなかったと主張している。
この点について、警察側は「スタントンさんの件については、調査中との返答を伝えてあった。


しかし、実際にスタントンさんから事情を聞こうとした時には、逆に断られた」と反論しているが、警察の対応が適切でなかったことは明らか。
引っ越すしか対処手段がないというのは、あまりに不条理といえそうだ。

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ね?イギリスの警察って、何の役にも立たないでしょ?

公的機関の不始末は、いつまで経っても「調査中」なのだ。

ところで、私が前ロンドンで住んでたフラットも、記事に登場するスタント家のご近所みたいな所だった。
午後になると、共同玄関を入ったところのロビーに、8歳から14,5歳ぐらいまでの男の子、女の子のグループ7.8人が、床に座ったり寝そべったりして、タバコを吸ったりお酒を飲んだりしていた。しかも、ほぼ毎日。


住人たちは自分の部屋に行くのに必ずそこを通らなければならないが、仕返しされるのが怖いから、大の大人でも何も言えない。
渡英前、「欧米人はよその子どもが悪い事をしてもキチンと叱る」というフレーズを度々目にした事があったが、それは行きずりの場合か、知らない人から叱られてショックを受ける年齢、性格の子どもに対してだけだと思う。

同じフラットでは、10歳ぐらいの女の子達が、階下に駐車してある車めがけて、窓からデカい石を投げつけているのも見た。
当然、下に置かれている車のルーフをはボコボコ。女の子たちはキャーキャー言ってふざけている。
被害金額は相当のものだが、これすら、「子どものいたずら」で済まされてしまうのだ。
同じ器物破損でも、草野球で窓ガラスを割って逃げ出すのび太やジャイアンとは、大違いだと思うんだが・・。


明白な交通事故でもない限り、所有物破損の弁償をしてもらったなんて話、私はこちらでは聞いた事が無い。
私達も、そのフラットの付近にたった一晩車止めておいたら、見事に窓ガラスをブチ割られて泣いた経験もある。


最後に、ヤング・バカに狙われている現在の職場の近況報告。
妙な男が職場付近をうろついているのを警察に通報した翌日、うちの職場付近の路上で、例のティーン・エイジャーとおぼしき男が警察から職務質問を受けているのを見かけた。
前日と全く同じ帽子をかぶっていたし、背格好も同じぐらいだったから、多分間違い無いと思う。
その直後にパトカー三台が次々とそこに集結していたのだが、その後の事は知らない。
これでしばらくナリを潜めてくれるのでは・・期待したのだが、今日職場の窓から、近くの廃車置場で投石をしている連中を発見。はぁ〜・・・。


今日見かけたのは4人。以前より人数が増殖している・・・。

しかも、一番小さい子は10歳以下という感じだ。
それにしても、10代後半とおぼしき男が、小学生と投石なんかして、なにが楽しいんだろうか?私が高校生だったら、小学生なんかとは頼まれても遊びたくないけどなあ。
よその家のピンポンの押し逃げと、窃盗、放火、器物破損の間の溝は、案外浅いのだろうなと思う。
頭の中身はピンポン押し逃げ時代から進歩してないんだろうけど、7歳だろうが17歳だろうが、私は絶対に許さない。

追記:私は自分が10代だった頃も、尾崎豊的なモノは全て嫌っていたので、「若さゆえの・・・」には元々寛容ではないのだ。
「退学直後に高校の窓ガラスを全部割った」という武勇伝とか、「盗んだバイクで走り出す〜♪」って歌とか、当時からどれも犯罪だとしか思えなかったし。


ああいうのをカッコいいと思う人が、世の中には沢山居ると言う事も知っている。
豪快に悪事を働く若者を英雄視する人たちがいる事も頭ではわかっている。


でも、私の中では、割れた窓ガラスを黙って掃除する用務員のおじさんこそがヒーローなのだ。
接着剤を詰められた鍵穴を一生懸命修繕している夫も、私の中では最高にカッコいい。

くたばれ!ヴァンダリズム!


調子悪くてあたりまえ

2002.5.8.


 

↑今、英国は羊のベビー・ラッシュで、すごい数の子羊と遭遇。羊は怖がりですぐに逃げちゃうから、写真を撮るのはとっても難しい。

「かわいい!かわいい!」と叫んだその後、レストランでラム・ステーキ食べてきました。ミント・ソースをたっぷりつけた子羊は最高の味。


「かわいい」と言ったのと同じ口で、「おいしい」と感じてしまうのは何故?かわいくておいしい、ラムジーちゃん!ラブ!

 



夏服の誘惑

 

2002.5.10.


私のフラットは、三ヶ月に1回、不動産屋が大家に代わって家の状態をチェックする事になっている。
今日が丁度その日だったので、私は家でお留守番。
フラット・チェックは1分で終わるけど、不動産屋には靴を脱いでスリッパに履き替えて入ってもらった。これがうちの方式なんですのよ。

そんな訳で、今日は大手を振って遅刻できたので、会社に行く前にハイ・ストリートをぶらぶらしてきた。
フラフラとCDショップに入ったり、フラフラとブーツ(薬局)に入ったり。
「そう言えば、月末は友達の結婚式でロンドンに行くのよねぇ・・」などと考えていたら、いつの間にか私の身体はブティックに吸い込まれていた。
気がつくと、何故かスカートを握り締めて試着室に居る自分。魔術である。
ところが、どうやら冬の間に太ったらしい。
試着したスカートがぴちぴちだったのにショックを受け、ようやく理性を取り戻して会社に行った。

しかし、今年の流行の服、特にトップは可愛すぎる。
パフ・スリーブとか、ヒッピーっぽいギャザーやレースのふんだんに使われたシャツとか、考えただけで目の前が真っ白になるぐらい好きだ。


問題は、ショウ・ウインドウに飾られている洋服と、実際のスコットランドの気温は全くつりあいが取れていないという点。
店で売ってるのはどれも半袖やキャミなのに、町行く人々は皆セーターにコート姿だ。
もちろん、群を抜いて寒がりの私は、未だにタートル、セーター、ダウンジャケット。
ショップに貼られているポスターやディスプレイと現実の気温がかけ離れすぎている。


可愛いキャミは喉から手が出るほど欲しいが、家の中だってあんなの着てたら寒くて死ぬ。
クラブに踊りに行く以外、ショップで売ってる様なファッションを楽しむ機会はどう考えても無い。
いくらなんでも、売ってるものが非現実的過ぎると思う。スコットランドのショップは、もう少しマーケティングをしてほしいものだ。

未だに春の来ない国に居ると、夏の太陽がひたすら恋しい。
薄手の木綿のパフスリーブのシャツ着てサンダル履いて、アスファルトの照り返しに目を細めながら、潮の匂いのする方向に向かって歩いている自分を想像してみる。 湿った風が吹くと、大き目のピアスが耳元で揺れる。ブレスレットがこすれ合って、「チャラン」と軽い音を立てる。

さて。

わたしの夏は、今頃どの辺で待ちぼうけをくらってるんでしょうか?

 


スターリング観光

2002.5.11.


スターリン?遠藤ミチロウのことかちら?(ロシアを思い浮かべないところがミソ)

スコットランドに引っ越してきて半年経つが、未だに居住者と言う感覚は無い。まだまだ観光客気分でムンムンしている私と夫は、本日スターリングという町を観光してきた。


スターリングは、映画「Brave Heart」で一躍有名になったスコットランドの英雄、ウィリアム・ウォレスの戦地として有名な土地。
「Brave Heart」のロケも、もちろんここで行われたと言う話。

お天気は快晴、スターリングの町は歴史的建造物が多くてとても美しく、見ごたえがある。
あぁ、それなのに、それなのに!!

私はまた、どうしてこういう日に限ってしぶり腹になるのだろうか?
もう、頭の中はトイレでいっぱい。美しいお城も、高台からの壮大な景観も、おぼろ月夜。
機会を改めて、意識のしっかりした時に再訪したいものだ。

 

顔面蒼白な私から唯一笑顔がこぼれたのは、
「ウイリアム・ウォレス・モニュメント」→を訪れた時のこと。
この彫像、下手すぎると思いませんか?


写真では見えないけど、下半身なんかメチャクチャ適当で、デッサンが狂いまくってるの。
西郷隆盛を怒らせたみたいな顔もイヤすぎ!
作品全体に、「小学校の卒業制作」という雰囲気が漂っています。

中世に作られた作品とかならともかく、制作は1996年だそうで・・。
映画のヒットに便乗して作ったのがミエミエです。


持っている楯にまで「Brave Heart」なんて書かなくてもいいと思います。

 


薬物依存症

 

2002.5.14.


落ち込んでまーす!イエ〜イ!みんな、見てるー?!!

世の中には、気持ちを明るくするが身体をボロボロに蝕むおクスリが沢山あると言う。
身体がダメになっちゃってもいいから、そういうお薬を一服盛って楽になりたいと、バカなことを時々思う。


週末エディンバラ

2002.5.14


この人、1分毎ぐらいに演奏止めちゃうの。
その度に息継ぎして、ゼェゼェ言ってるし。肺活量が少ないんだろうか?
プリンセス・ストリートで見た中国人のバグパイプ吹きの方が演奏は上手かったけど、衣装はこっちの勝ち。
皆お金を払って写真を撮らせて貰っていた。しかし、変な楽器だな、バグパイプ。



マッキントッシュのキットカット!(あれはロンドン!)


雨の土曜日

2002.5.18.


今日は一日中雨。なんだか風邪までひいてしまったみたいで、喉が痛くてぐったり。

今に始まった事ではないが、夫の「健康グッズの通信販売購入」に最近拍車がかかっている様で、気になって仕方が無い。
昨日会社に妙な小包が届いたと思ったら、夫の注文した「ボールペン型電気マッサージ機」であった。
筋肉痛の部分などに当て、ペンの頭の部分をカチッ!とノックすると微量の電流が流れるのだ。
30回クリックすると、脳内麻薬の分泌が促されるとかなんとか、異常に怪しいグッズである。

会社で暇な時に、夫が私の首筋に向かって試用したんだが、カチッ!とノックされる度に腕がビクン!と上がるので、なんだか薄気味悪い。
高校の生物の授業で習った「動物の身体には微量の電流が存在するので、蛙の死体に電流を流すと、まるで生きている様にビクッ!ビクッ!と反応する」という話を思い出し、嫌な気分になる。

夫は私に対してそのグッズを使ってみたくて仕方ないので、帰宅後も、「どこか痛いところはないか」としつこい。
本当は背中が痛いんだけど、「ちょっと肩こりが・・」などと口走ろうものなら電流を流されるので、おちおち本当のことも言えない。


昨晩は夫自ら「背中が痛いのでやってみてくれ」と言うので、うつ伏せになった夫の背中に馬乗りになり、ボールペンをカチカチと押しつづけた。
傍から見たら、異常な光景である。

一夜明けて、本日の夫は、「身体中が痛い・・」と、ものすごく具合が悪そうだった。
「あのボールペンが効いているんだ。今、脳内麻薬が出ている所なのかも・・」などと言っていたが、実は心ここにあらず。
彼の興味は既に「安眠枕の通信販売」に移行しているらしい。先週、カタログと枕の素材の試供品(サイコロ型)を取り寄せていて、これも既に家に届いている。


たった今も、私の目の前で試供品のサイコロをモミモミしながら、「これを揉むだけでもストレス解消になるのだ」と、一言言って去っていった。
これは、「もうすっかり買うつもりです」と言うサインである。


彼が日本に住んでいたら、絶対にツボマッサージ機やぶら下がり健康機(←以前うちにあったが、主に「洋服かけ」として使用されていた)とか「金魚運動のゆらっこ」とか、ありとあらゆる健康グッズを買っているはず。愛読誌は、「健康」や「壮快」だったことだろう。

実は、注文していたダイヤの指輪を本日取りに行ったばかり。

私の指でダイヤがキラリン☆と光っているのを見ると、彼に対してあまり厳しい事は言えない気分。
今日の所は黙ってボールペンをノックさせてやるか・・・。


横のつながり

 

2002.5.20.


夫の旧友である台湾人のカレンから手紙が来た。
彼女からの手紙は、私が読めることをアテにして、中国語で書かれている。


確かに私の中国語の読解力にはそれほど問題は無いと思うし、わかんない言葉があっても辞書をひけば済むことだが、
カレンの字が汚すぎて、何が書いてあるか自体が読めない部分が多々あった。
解読したところによると、


「今回は急ぎの用件があります。
実は私の学校時代の後輩の友達がアメリカ人男性と結婚していて、中国の××省でインターナショナル・スクールを開校する予定なの。
○○(←夫の名)がそこの先生として働くのはどうかと思って、紹介しておきました。
シャオも、前回会った時、“いつかまたアジアに戻って生活したい”って言ってたでしょ?
××省には、大手の台湾企業が幾つもあって日本人を必要としている所も多分あるだろうから、
仕事ならきっとあるわよ。←無いと思う・・。)
もちろん勇気の要る決断だと思いますから、決めるのは貴方方次第だけど、開校は9月からですから急いでね。
雇い主が○○(夫)の学歴を知りたがっていますから、下記のe−mailアドレスに履歴書を送ってください」

・・・という内容だった。

確かに「いつかアジアに・・・」とは言ったが、今の仕事を始めてまだ半年。
まだ何の成果も出していないのに、
「友達の後輩の友達のダンナ」などと言うあまりにも不確かなツテをつたって、中国大陸の××省まで渡るわけには行かない。

第一、英語教師のバイトをした経験しかない夫(もちろん、教職免許など持っていない)に、本職の教師をやらせてみようなどと考える学校が信用できるとも思えない。

この件は彼女の好意だけ受け取って丁寧にお断りするつもりだが、今回の手紙で、久々に中国社会のコネ文化の根の深さに思いを馳せた。

英国に住む日本人コミュニティーにはフリー・ペーパーが何誌もある。
週間のものもあれば月間のものもあるが、どれにも「クラシファイド広告」として、求人、求職、不動産情報、不要品の売買の広告、趣味の集まりやお稽古事、講演会の告知などなど、ありとあらゆる情報が掲載されている。
ロンドンのピカデリー・サーカスにある「ジャパン・センター」には大きな掲示板があり、沢山の手書き広告が貼られていて、熱心にメモを取る日本人達でいつも賑わっている。

翻ってみて、中国人コミュニティーはどうか?
イギリス在住の中国系人口は、日本人の何倍にもなるのに、そういったフリー・ペーパーは存在しない。(仏教の布教新聞は一誌ある)
あるのは「pulps」の欄で紹介した有料の「新界線」だけだし、それだって一ヶ月に一回発行されているだけで、求人広告がほんの少し載っているのみ。
その他の情報は無い。

中華街にあるショップにも、そういった情報広告が大きく張り出されている所は無い。
せいぜい、中華レストランのウインドウに「バイト募集」の張り紙が貼ってあるぐらいだろうか?

これは、在外中国系コミュニティーに限った事ではない。
中国大陸の方ではどうか知らないが、台湾では、友人や知人のツテで仕事を探すのが普通である。
日本なら、「とらばーゆ」「ガテン」「アルバイト・ニュース」(・・・他にも色々あると思うが失念・・・)などなど、求人誌も対象に合わせて、かなりの種類が発行されているだろう。


が、台湾の求職情報誌はたったの一誌。しかもペラペラ。
現在も発行されているのかどうかは知らないが、どんな人をターゲットにしているのかよくわからない内容で、あまり役に立たなさそうな雑誌だった。
いくら台湾の人口は日本より少ないとはいえ、転職が当たり前の台湾で、これしか求人誌が無いなんて???
新聞の求人広告の方が、まだしも情報数は多いが、求人広告を通じて仕事を探しても、結局コネには勝てないのが現実だ。


私の台湾時代の友人にはテレビ局に就職している人が何人か居たが、皆「前の同僚からの紹介」とか「大学院時代の先生の紹介」とか「友達の友達の紹介」とかで中途採用されていた。
だからと言って彼らに実力が無い訳では決してないが、大手のマスコミ関係に就職するのは宝くじに当たるより難しい」と言われる日本とは全く違う。
大手の企業でも、中途採用であっても、当然の如くコネが通用するのである。

中華系の人々は、概して「横のつながりがある人なら安心」と考える傾向がある。
しかし、「友達の後輩の友達のダンナ」など、どう考えても赤の他人ではないか?
求人広告を見て知らない会社に面接に行くのと大差ないのでは・・と思ってしまう。
いや、紹介された就職先で嫌な思いをした時に友人との関係が悪くなるかもしれないなどと考えると、コネを使う方が却ってメンド臭くて嫌なんじゃないかな〜と思う。私だけでなく、一般的に日本人にはそういう感じ方をする人が少なくないハズ。だから、必要な情報を入手する時は、後腐れの無いビジネス・ライクな方法を好むのではないだろうか?

とは言うものの、夫と私の働いている今の会社も、正に中華系。
同僚のほとんどは、求人広告を通じて就職した人たちではない。
皆、「辞めた人の友達」「現在の職員の親戚」「前バイトしてた子の後輩」などである。

かく言う私もコネ入社。こういういい加減な人事に助けられているのも事実なので、大きな事は言えない。
とんでもなく遠〜いツテを頼ってもぐり込んだ私を、何事も無かった様に受け容れてくれている中華系社会のフトコロの大きさには、深く感謝しているのである。これ、ホント。


親愛的カレン小姐、中国か台湾にいい仕事があったら、また紹介してくださいよ。3年ぐらい先でいいけどね・・・。


老兵帰還パート2

 

2002.5.25.


不肖宮嶋!大英帝国の首都倫敦より帰還してまいりましたァーーーッ!!(誰?)

そんな訳で、ロンドンに行ってきました。
今回の旅はもう最高!今夜は最高!夜もヒッパレ!(←この番組、まだやってるの?)


日系美容院に行って念願のパーマもかけられたし(喜)、以前のかかりつけの治療院で日本式マッサージもしてもらったし、友達にも会いまくったし、友人の結婚パーティーも楽しかったし、エビ天(油が悪くて、あとで吐いた)と寿司とラーメンも食べたし、もう思い残す事はありません。(死)


「スケジュールだけは女優ばり」と会う人ごとにからかわれたけど、本当に分刻みのスケジュール。
それだけ忙しくても、結果的にはいいリフレッシュになったらしく、滞在中は持病の頭痛も無しで絶好調!

人と会うのが今回のメインだったので、折角のゴールデン・ジュビリー(エリザベス女王即位50周年記念)に関するイベントとか、大きなエキシビションとかは全然見られなくて、それはちょっと残念でした。
でも、いい季節にロンドンに行かれて本当に良かった!滞在中はさわやかなお天気に恵まれて、私は終始半袖でした。

ところが先ほど、このHPのリンク友達であるロンドン在住のリコちゃん(今回は時間が無くて会えなかったけど、この次は会おう!)の日記を読んだら「今週のロンドンは寒い」って書いてあってビックリ。 うそっ!!


そう言えば私が会った友人も、ストール巻いてたり皮のコート着てたりしていて、半袖姿の私にちょっとビックリしてたっけ・・。
私もロンドンに居た頃は一年中寒い寒いと怒ってたのだけど、現在の私の体感温度は、スコットランドとの相対値で設定されているらしい、という事を発見しました。

私の愛するショート・スリーブの出番がこれで最後にならない事を、切に願う次第です。


ロンドン

 

2002.5.27.

いずこも同じ春の夕暮れ・・私はこちらに来て、初めて「Vandalism」と言う言葉を覚えました。

 

 



夫の小噺

 

2002.5.28.


夫は「ドアをノックした」と言わずに、「ドアを“トトト”した」と言う。
「トトト」は「コンコン」と同義の擬音語なのだが、立派な大人はもちろんそんな言い方はしない。
「あのね、あたちがドアをコンコンした時にねぇ・・・」と言ってる様なものだ。相当恥ずかしい。
「前々から思ってたんだけど、変だよ、それ」と言ったら、夫はこんな小噺を聞かせてくれた。

夫は昔、マルティニックで働いていた事がある。
マルティニックはカリブ海に浮かぶ小島で、フランスの植民地。ジャマイカと似た様な感じの場所だ。

平和な常夏の国では、誰もがドアを開け放して生活している。
ドアの呼び鈴もついていない所が多い。
マルティニックの人達は、家の主が居るかどうかを確認する時、開け放たれた玄関のドアの前にたち、大声で

「トトトト〜」と叫ぶのだそうだ。これで、「ドアをノックしたつもり」になるというわけ。


日本人が玄関の前で
「ピンポ〜ン」と口真似したら、ただのおかしい人だが、椰子の木が生い茂る楽園みた いに大らかな土地なら、口真似の呼び鈴も許されてしまいそうだ。


その国の人にとっては当たり前の事だろうけど、かわいいエキゾチズムを感じる。こういうエピソード、私は大好きだ。

ねだれば夫は幾らでも面白い話を聞かせてくれる。
アフリカの最貧国で過ごした子供時代の話、トルコでホーム・ステイしていた頃の話、レバノンで国連軍の兵士として兵役についていた頃の話、マルティニックで「宇宙人教」という新興宗教の会に連れて行かれ、黒人たちと一緒に「宇宙人を呼ぶダンス」を踊らされた話・・・

夫の世界漫遊小噺はまだまだ続く。

 


宿業

2002.5.31.


ちょっと古い話題だが、先週の日系新聞を読んでいたら、

「高木ブー長女、39歳でゴールイン!」という、非常に魅力的な見出しの記事が掲載されていました。

記事によると、
高木ブー(69←こんなトシだったのか・・しみじみ)の愛娘かおるさん(39)が、6月にハワイで挙式することになった。
お相手は、フリーのアート・ディレクターYさん(41)。


13年間の愛を育んだ末のゴールインに、
ブーもハワイアンを歌って祝福する予定


かおるさんは現在、会社では米国の人気グループ、BACK STREET BOYSなどのプロモーションを手がけているほか、父親ゆずりのキャラクター(※雷さま)で、タレントとして活躍中。(知らなかった!)


さらに、ブーと共同経営で、東京・麻布にウクレレ・バーブーズ・バーもオープンするなど大忙し。
結婚後は、
都内でブーと同居する予定だ。」

ブー、ブー、ブー!

 

「ブー」のオン・パレードに、私も思わず頬が緩みます。
ただ「ブー」と言う文字を書くのが楽しくて、ライターが必要以上にその名を連呼している感じが伝わってきます。

しかし、「ブーズ・バー」の経営に乗り出す所までたどり着くのに、「ブーの娘」という重い十字架を背負ったかおるさんの道のりはどんなにか険しかった事でしょう。(以下、妄想)


「お父さんは高木ブーで、しかも、顔がうり二つ」。

女として、これほど生きにくい状況も珍しいのではないかと思います。

「ブー!雷さまの真似しろよ!」とクラスの男子にいじめられて、上半身を裸にされ、野球のバットを持たされた事もあったかもしれません。
真剣に結婚を考えた男性から、
「ブーの息子になる」という将来に難色を示されたのも、一度や二度ではなかったかもしれません。
現在、「BACK STREET BOYS」のプロモーションに携わっていると言うかおるさん。
私の予想では、かおるさんは、「米国留学」をして、
「日本社会に居る限りまとわりつく高木ブーの呪い」から逃れようと試みた経験がある様な気がします。

昔読んだ里中満知子の漫画で、「ケメ子」という名の女の子が、「名前を笑われなくて済むから」というだけの理由でアメリカに留学するという話がありました。
父親から、「毛は伸びる、芽は育つ!ケメ子は素晴らしい名前なんだ!」と力説されても、その決意は変わらず。
結局留学先にも日本人が来ていてケメ子が変な名前だと周囲にバラされ、新天地でも絶望のズンドコに突き落とされると言うストーリーでしたっけ。
それにしても、毛芽子とは、さすがに気色悪い名前ですよね。

吉本ばななの小説にも、「させ子」という名前の女の子が、ハワイだかグアムだかに移民して巫的存在になる・・という話がありました。
させ子さんの場合は南の島への逃亡は刺身のツマで、宇宙的な価値観に身を委ねる事で宿業の重さをクリアされた様です。

かおるさんも、「ブーの娘」と呼ばれる世界からの逃亡をはかった事が絶対にあるにに違いない・・と、私は確信しています。
そういった葛藤を経て、今はブーズ・バーを切り盛りする事にも躊躇しないほど「ブーの娘である自分」を満喫しているかおるさん!39歳の今、あなたは最高に輝いている!!

結婚相手の方の職業が「フリーのアート・ディレクター」と、うさんくさげな所が少し気になりますが、
「都内でブーと同居」という条件を飲むぐらいですから、きっと心の広い男性なのでしょう。おめでとう、かおるさん!

註:実は彼女、芸能人の子どもだと言う事をかさにきたいじめっ子で、超高ビー(死語)女。

芸能界に入ってからというもの、毎晩とんねるずの石橋貴明一派と飲み歩き、第二の和田アキコの座を虎視眈々と狙っている・・という可能性も捨てきれないわけです。


ブーの娘だからって、ブーキャラまで遺伝してるとは限りません。先入観は禁物よね!

 


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