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2007.6.17.
2002年6月14日にご逝去されたナンシー関先生を偲
び、1年に一度開催している「記憶スケッチアカデミーごっこ」の季節がやってきました。(去年の記憶スケッチはここ)
今年はお題のアイディアがなかなか出てこなかった為、友人数名に意見を募ったところ、私には思いつかなかったお題を沢山提供して頂く事が出来ました。
ご協力下さった皆様、本当にありがとうございました!
しかしながら本年度の記憶スケッチは、私本人は参加を棄権する運びとなりました。
と言うのは、提案いただいたうち4つの課題に取り組んでみたのですが、あろう事か、どれもそこそこ上手く描けてしまったのです。ショック!!
我ながらツッコミどころの全くない中途半端且つ凡庸な出来の作品群を前に、「これは掲載するに値しない」と判断。涙を飲んで、自らボツにすると言う決断に踏み切ったのです。
決して「あまりにど下手で恥ずかしいから載せない」わけではありません。ホントですってば!!
そんなわけで、今回は友人と家族の助太刀を借りての記憶スケッチごっことなりました。
課題によってはそこそこ上手く描けてしまう私達夫婦(最近誰も同意してくれません)の作品のクォリティーを、ぐっと上げて(下げて)もらえて、大変心強く感じました。
まずは課題作品、「象(インド象)」です。
特別参加:私の母作「インド象」

お盆の時に使う、ナスに割り箸を刺した牛のシェイプを彷彿とする、懐かしい感じの作品。
我が母ながら、実に惜しいです。
象でありながらアリクイであり、鼻を隠すと可愛いワンちゃん。でも、胴体はゾウリムシです。
下半身に近づくにつれ、みるみる自信を失ったことを如実に示す尻すぼみ形。
結果、後ろ足がやたらとほっそりしてしまいました。
本人も、「お尻としっぽが全然わからない」と言っていましたが、「尻尾はツチノコの様な形じゃなかったかしら?」と、ふと魔が差した形跡が伺われます。
続いて、今回課題提供に参加してくださったK子さんのお父さまの描かれた「インド象」の登場です。
特別参加:K子さんのお父さま作「インド象」

まず、どの部分が象なのかがわかりませんでした。
ロールシャッハ・テストの要領で目をこらして見たところ、画面左側の物体がゾウの形状に見えてきましたが、それじゃあ右側は何なのでしょうか?
私にはトーテム・ポールの様に見えますが、ご本人が「インド象」だとおっしゃっているそうですし、インドにトーテム・ポールはありえません。
インド象よりも右の不気味な物体の存在感が大きすぎて、「こっくりさん」の指示による自動書記で描かされた心霊画に見えます。
ところで、K子さんのお父さまはまだまだお若い方なのですが、この手の細かく途切れがちの線の絵は、どうも実年齢以上に老けて見られがちです。
正直言って、絵だけから推測すると相当のお年寄りに見えてしまいますので、「とりあえず、線をしっかりつなげて描く」事を心がけると、今以上に若々しい雰囲気になると思います。←私が言うなっていうの。
参考作品〜わたし作:「シンプソンズのリサ」(過去作品)

(これも、相当な年配者の作品に見えます)
さて、次は夫に出した課題、「機関車トーマス」です。
本物の「機関車トーマス」

夫作:「機関車トーマス」

私夫は、この作品を私に見せる前に、「結構上手く描けちゃったよ。でも、腕の部分がいまいちわからなかったなぁ〜。」と言い放ったので、私はまず、「え?腕?」と思って期待に胸を膨らませたんですが・・・・。またしても想像以上の出来映えでした。
しかし、実際作品を見てみたら、ちょっと背筋がゾワッ!としましたよ。
機関車なのに体脂肪率が高そうで、弾力がありそうなふわふわ感。或いは、「ぶよん」「ぼよん」かもしれませんが、機関車なのに肌色っぽい感じも、まず生理的に受け付けません。
顔の真横に映えている腕も悪夢の様で、こんな汽車が腕を伸ばしながら目の前に迫ってきたら、年甲斐もなく泣き出してしまいそうです。
日本には「やわらか戦車」と言う癒し系キャラクター(?)があるそうですが、このやわらか機関車は、ただもう気色が悪いだけです。
顔からして、「元気のいい男児・トーマス」の面影がありません。こういう白塗りメークで、顔の色と首の色がまるで違っていているオバさんはその辺に居る気がしますけれど、こんな顔が幼児向け番組のキャラクターでない事は確かです。
この機関車が「ポッポ〜」と言っていたとしたら、それは蒸気の音じゃなくて、こいつが自分の口で言ってるんだと思います。
そして、課題第二弾。
私は友人からの提案で「忍者」を指定したんですが、夫は頼まれてもいないのに、アメリカの子ども向けヒーロー「ミュータント・忍者タートルズ」を描いて来ました。
「何で普通の忍者じゃないの?」と聞いたら、「普通の忍者がどんなものなのか、全くわからない」と言われました。
記憶スケッチの度に感じることなのですが、今回もまた、改めて夫の頭の中の空洞部分に触れてしまった気がします。
本物の忍者タートルズ(人形)

夫作・「忍者タートルズ」

変態親父です。
「亀の甲羅」、「筋肉質」、「目隠しマスク」と、部分部分は努力した様ですが、ブリーフを履いて泥棒ヒゲ(orくちびる?)を生やした時点で、全ての努力が水泡に還りました。むろん、乳首も蛇足です。
それでは皆さん、また来年お会いしましょうね。夫作の忍者タートルも、別れを惜しんでPCの前のあなたに手を振っていますよ!
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