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2005.4.5.
2002年から放送されていたチャンネル4の人気シリーズ、「A Place in
France」。第一シリーズの最終回について、当サイトでも紹介した事がありました(ここ)。そして今回またまた最終回について。
この番組、今回の放送で確か第3シリーズ目(うろ覚えです)だったと思いますが、このドキュメンタリー自体は四年半前から撮影が開始したものだそうです。
今までの経過は以下の通り。
<第一シリーズ目>
白人老年男性ナイジェルと、強面ヒゲ面インド人の友人ニッピーが、フランスの別荘を共同購入することを決意。
当初はフランス北部の物件を求めていたが、家屋の広さや環境を優先していくうちに、二人は南へ南へと進路を進めていく。
イギリスの家族を連れてくる事を考慮し、便利さを優先したいインド人のニッピーに対し、田舎の大きな家屋を望む気ままな独身のナイジェル
。二人の意見はことごとく対立し、件探しは困難を極める。
結局ナイジェルが自分の意見を押し通し、プロヴァンス地方にある半壊状態の古い家屋を購入。ほとんど全てを一から建て直さなければならない為、ナイジェルはフランスに長期滞在し
ながら、家屋の修繕に取り組むことになる。
そんな中、不動産関係を通じて知り合ったフランス人の若い女性と恋に落ち
たナイジェル。彼女に口説かれ、フランスへの定住を決意するのだが・・・。
<第二シリーズ目>
ナイジェルはフランス定住の為に、インド料理レストランの開業を思いつく。
保守的で慎重な友人のインド人ニッピーは、前回ナイジェルが買った家屋の修繕費で大赤字になったことに懲りて、ナイジェルの危険なビジネス・チャレンジにも大反対。
恋人のフランス人女性をはじめ、ナイジェルの周囲も彼のこの無謀な挑戦には難色を示していたが、ナイジェルの意志は固く、レストラン開店に向けて猪突猛進。
ロンドンで一番の老舗のインドレストランのシェフであるゲイのインド人男性が助っ人となり、苦労を重ねた末にレストランは開店日を迎える。
フランスの田舎町ではなじみの無いインド料理をアピールしようと、レストラン・スタッフ達はサリーを身にまとい、象を借りて街中を宣伝活動。ニッピーもお祝いに駆けつけ、出足順調に見えたのだが・・・。
ナイジェルのフランス人の彼女が、年の差を理由に別れたいと言い出した。彼女は既に、フランス人の恋人を見つけていたのだ。
彼女と一緒に居たいが為にビジネスを始めたと言うのに・・・と、落ち込むナイジェルだったが、インドレストランを手伝いに来てくれていた古くからの女友達との間に新しい恋が芽生える。
<第3シリーズ目>
結局インドレストラン業は大失敗に終わり、大きな負債を抱えたナイジェルは、第一シリーズ目でニッピーと共同購入した別荘を手放す事になる。
無職のホームレスとなったナイジェルだが、イギリス人の恋人が仕事の為に帰国してもなお、フランス定住の夢は諦めようとはしない。
彼の次なる挑戦は、イギリス式のB&B(ベッド&ブレックファスト〜朝食つきのカジュアルな宿泊施設で、ホテルよりは宿泊料が安い)の開業だった。
共同購入した別荘まで売り払われた友人ニッピーは、もちろんナイジェルの無謀な計画に大反対。二人の仲は険悪になり、もはや絶交かとも思われたが、今回も結局ニッピーが折れる形となった。
またしても超田舎の一軒家を一から修繕し、一人で奮闘するナイジェル。しかし、いかんせん、ナイジェルは素人だった。
宿泊施設の整備と運営を一人でこなすのには無理があり、レストランの時の助っ人ゲイシェフや恋人女性のヘルプもむなしく、今回も事業は大失敗に終わる。
そして最後に数秒ほど写った字幕テロップによると・・・
「ナイジェルは旅行中の船の中で恋人と大喧嘩をして、二人は別離。
彼は現在イギリスに戻り、ハンプシャーにあるニッピーの家の近所に住んでいます」
4年半に渡り周囲(特にニッピー)に迷惑をかけ続け、フランスフランス言ってた結果がこれとは!
この番組見ていると、自分がナイジェル派(チャレンジャー)かニッピー派(慎重派)のどちらかがわかると思うんですが、私は絶対ニッピー派です。金銭面でも労働力の面でも、返済できない様な負債を抱えるのは恐怖な代わりに、事業を興して大成功することもまずありえない、どこをどうとっても小者のタイプ。
一方、私の学生の頃の親友(女)は、20代で億単位の資本金をかき集めて(どこからだよ!と思いましたが)事業を開始し、今は大成功しています。
「勇気あるね〜」と言った時、「だって、失敗したら破産宣告すればいいだけの事でさ。投資者や株主に対して返済だなんて考えたこともないし」と言ってたっけ。豪胆です。
私は投資してなかったからいいんですけど、投資してたら友達づきあいできなかったのかも・・(心狭!)と思うと、あんなに迷惑をかけられてもなんだかんだでナイジェルと一緒に居るインド人のニッピーに尊敬の念を覚えます。まぁ、テレビ番組的に、付き合わざるを得なかったんでしょうけれど。
何食わぬ顔でまた来年当たり新シリーズが放送されそうなこの番組。ナイジェルのはた迷惑な挑戦で番組を作るのは、もうこの辺でやめておいてほしいと思います。
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