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2002.6.9.
移民問題に悩まされているのは、どの国も同じ。
とは言え、大英帝国時代に旧植民地から搾取するだけ搾取し、その頃の遺産で現在の繁栄を築いておいて、今になって旧植民地からの移民に対してブチブチ文句を言う資格は無いんじゃないかと思います。
30年前、英国は有色人種の移民を防ぐために、旧植民地の「白人」にのみ有利な様に移民法を改変しているのです。
つまり、旧植民地であってもパキスタンやインド、香港からの移民は「有色人種だから」という理由で入国を制限し、カナダ、ニュージーランド、南アフリカなどの国籍を持つ「白人」は、英国に自由に出入りできる様にコントロールしているというわけです。
(日系新聞「ニュース・ダイジェスト」参照)
自分が有色人種だと言う事を少し意識したら、旧植民地のメンバーでなくても、英国の理不尽な仕打ちには耐えがたいものがあります。
どの国の国民も、過去に自国の祖先が作った負債を返済する義務があります。
日本人には日本人の、イギリス人にはイギリス人があがなうべき負債があるし、「自分達が直接関わったわけじゃないから」と言って、その責任から逃れる事は出来ない筈です。
英国は植民地支配によっておいしい思いをしてきたツケを、移民というお荷物(あくまで、彼らにとってですが)を抱える事で払わされているわけです。
しかし、その負債を払う事を苦々しく思っている人々は大勢居るわけで、正式な手続きを踏んで移民してきた人々でさえ、時として英国社会から冷たい扱いを受けます。
いわんや、不法入国で侵入した移民をや!
数年前、英国への不法入国を試み、大型トラックの荷台に隠れて欧州を移動していた中国人(香港系かどうかは不明)数十人が、トラックの中で全員窒息死するという悲惨な事件がありました。
トラックの運転手(確かイタリア人?曖昧)は、ブローカーから相当額を受け取っていたのに、自分の運転席の後ろで中国人達がもだえ苦しみ窒息死したと知っても、ニヤニヤしていた・・と報道されていました。
窒息死する事がわかっていて密入国に手を貸した運転手は、殺人幇助も同然だと言うのに、結局たいした罪には問われなかったとか。
日頃から移民自体を鬱陶しく思っているヨーロッパにおいて、密入国者に人権など無いも同然だと言う事が実証された感を受けました。
今日の番組では、英国への不法入国のたやすさを検証するとの事です。
私は、不法入国でもないのに今まで3回もヒースロー空港で足止めを食らい、入国管理官に不愉快な質問をされた経験があるので、こういう話を聞いても鼻で吹きたくなります。
この国の人たちって、「世界中の誰もが英国に住みたくて仕方ないのだ」と信じて疑ってないみたいですが、私にそれを適用するのはやめてほしいと、この場を借りて言わせてもらいます。
誰も聞いちゃいないって?ほっといてください。
HOW TO BREAK INTO BRITAIN;CHANNEL4;
8時〜9時
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